業務方針
配合飼料会社員時代にある牧場で下痢が頻発した事がありました。
その牧場の獣医さんは「餌が原因だ」と言い、我が社は「他の牧場でも同じ餌を使っている
が、同じ事は起きていない。病気では?」
結局解決せず、大きな問題になりました。牧場としてはどちらでも良かったのでは?
獣医師の立場で原因の究明をし、餌の方から給与法や給与量を精査し、更には飼養環境やワクチネーション等も確認すれば、解決する問題であったはずだと思うのです。
牧場によって苦労している部分は違います。様々な角度から問題を確認して、結果的に牧場の収益が上がる事で我々獣医師も仕事を頂けるのだという気持ちで働いています。そういう意味で開業する時「~動物病院」ではなく「ファームクリニック(農場の診療所)」にしました。